本トの話

私にジョナサンを貸して下さった隊長の本棚には、洋物が多く入っています。私は和物が好きなので、隊長の本棚とはあまり重ならないのですが、世間は広いような狭いような、隊長と本の好みの重なる方がいらっしゃったのです。
先日、私は、隊長の愛読書・ジョナサンのことでブログを書きました(読後の感想は書きませんでしたが)。その記事に、初めて知らない方からコメントをいただきました(とても嬉しかったです)。コメントを下さった方はどんな人だろう……と、その方のブログを見てみると、なんと、そのラインナップが隊長の本棚と似ていたのです。思わず吹き出しそうになってしまいました。
昨日、隊長が話題にされるまで忘れていたのですが、隊長がヘミングウェイのことでブログを書かれた時のこと。もちろん、私がジョナサンのことで日記を書くよりも前のことです。その記事にコメントを下さった人がいました。隊長曰く「この人もヘミングウェイでブログを書いていたから、たぶん検索で来たんだろうと思うけれども、この人のブログを見てみたら、そのラインナップがね、自分の本棚とほとんど一緒で笑っちゃったよ」と。こんなことがあったのです。
そして昨日、電話で隊長と話していた時、「今ね、前にヘミングウェイの日記にコメントをくれた人のブログを見に来てるんだけど、最新記事はツルゲーネフなんだけれども、ジョナサンのことも書いてあって、また笑っちゃったよ!」と言うのです。もしかして……。「その人のジョナサンの記事へのコメントに、たーちゃんの名前があったりしませんか?」と尋ねると、果たせるかな、「あった!」という返事をいただきました。
隊長のブログには本のことはあまり書かれてませんし、私のブログも、もともとの目的は読書日記だったはずなのに……という有様なのに、「本」を介してこんなことがあるなんて!なんとも不思議な感じがしました。