雨の日曜日

人恋しくなる日。
ちょっと読書でもしてみようと思って、ページを開いてみた。

こぐこぐ自転車

こぐこぐ自転車

伊藤整の息子、伊藤礼のエッセイ。「タイトルからしてカワイイでしょ?私もまだ読んでないけど、この人のエッセイ好きなの」と、以前友達から勧めてもらったもので、一昨日図書館から借りてきた。
「自転車に関するさまざまな見解」の部分だけを読んだ。私の地元のことも書いてあり、自転車でどこかへ出かけてみたい気持ちと、サイクルメーターが欲しい気持ちとが起こった。購入意欲はそんなに高くなく、また機会があれば購入してみたい程度ではあるが。
普段は自転車よりも歩く方が好きで、大学までの道のりは運動を兼ねて歩いている。「歩く」というのは急いでいる時は煩わしいが、道中で小さな発見ができて楽しい。著者が、敢えて電車でも車でもなく自転車で旅をするのも、同じ理由であろう。
花見ポイントを確保するために、芽も固いうちから早々に縄を張って「4月1日、△△」という貼り紙をしてあるのを大学構内で見かけた。3月の時には、つぼみだけを見るのではないか、と他人事ながら心配していたのだが、昨日は少し桜の花がさいていた。少しではあるが、あれなら花見として成功であろう。
もうすぐ新学期が始まるのだと思うと、少々憂鬱。こんな気分なのも、今日が雨だから、ということにしておこう。