ハッピーフィート

ペンギンが歌って踊るアニメCG映画。歌を歌えないけれども、タップが得意な皇帝ペンギンのマンブルが主人公。
歌えないペンギンとして、マンブルは孤立気味。加えて、魚が獲れなくなってきたのは秩序が乱れてきたせいだと考える長老から、マンブルは追放されてしまう。でも、魚が減っている原因はエイリアン(人間)のせいだと考えるマンブルは、事実を突き止め仲間のもとへと帰る。そして、みんなに踊るんだ!と伝える。集団でタップを踊るペンギンの姿は何かのメッセージではないのか、と読み取った人間たちが保護を叫ぶようになるところで話は終わる。
ダンスは種族を超えて、共通のものなのだ、というのがテーマだろうか。あと、『皇帝ペンギン』という映画も下敷きになっているかな、という趣がした。ダンスをするペンギンというのはかわいいけれども、ストーリーはそんなに明るいものではなかった。