幸福な食卓

ふと映画が見たくなった。「これが見たい」というのではなく、「映画が見たい」という衝動。ネットで夕方からの時間で間に合うもの……、とチェックをしたら、幸福な食卓があったので、見に行ってきた。雑誌の広告で見てちょっと気になっていたので、時間帯が合ってよかった。
隊長とは初めての映画デート。「邦画が好きなの?」と聞かれて、最近は邦画ばかり見ていることに気づいた。前は洋画、というか、派手な映画が好きだったハズなのに。
原作を読んだ時もそうだったけれども、映画でもたくさん泣いてしまった。最後は大浦くんの弟、クワガタ一筋のカンタロウくんが着ていた、胸のところにクワガタがドーンとあるセーターに笑ってしまった。人が死ぬということは悲しいからこそ、こういう「救い」は大事だね。